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2014年1月20日 (月)

その3:長男の心の深層にあったもの

前回の続きです。

鉄板焼き店の雰囲気も手伝ってか、長男は、わたしに対して自分の気持ちを素直に語ってくれました。

やや強引ですが、その内容をひと言で現してしまえば、“いつの間にか、自分に自信がもてなくなってしまった。”ってことでしょうか。

あたり前ですが、サッカーの能力と人としての価値は全く別の話しです。

もちろん、息子にしても理屈では分かっていることです。

ところが、中学生の後半頃からは、“自分は期待されていない存在”との思いがずっと意識の根底にはあったようです。

そこを引きずりながら、やがて、サッカーだけでなくそれ以外の時でも“自分は一個人としても尊重されない存在なのか…”との意識にまで変わっていったようです。

全ては、プレーヤーとしての自分の能力が劣るので仕方ないのだと、いわば自己否定的な理屈で自分を納得させてもいたのでしょう。

無意識的にであっても、そう納得することで、自分が精神的な部分で深く傷つくことを回避していたのだと思います。

息子の話しをじっくり聞き取ることに徹してみた、わたしの見解なんですけど。

会話の中で、何気なく息子が発した言葉の中には「惨めな思いは味わい尽くした。」とか「こんな兄貴じゃ、高校のサッカー部に入る弟にもすまない気持ちになる…。」などの言葉もありました。

まあ、大人でもありそうな話しですが、自分自身でも悪循環に陥っていった部分もあるのだと思います。

前述のある事をきっかけに、深層にある自分の心と改めて向き合った時に、“退部”するとの結論に至ったようです。

ずっとひたむきに頑張ってきたつもりが、そのサッカーを通して徐々に自分に対して自信を無くすようなことになってしまうとは皮肉なことだなと思えました。

退部についての考えを、最初にわたしではなく嫁さんに語ったのにも、それなりの理由があるのだと思えました。

母親という立場よりも、むしろ中学から大学までを一貫して運動部に所属していた人間からの意見が聞きたかったようです。

自分の考えが、現状からの逃げと捉えられるんじゃないかとも気になったようです。

「ほお…」「なるほど…」「そうだったのか…」てな調子で、ほとんど息子の話しを聞くことに徹していたわたしですが、その時に少しだけアドバイスをしたでしょうか。

自分を否定的に考える必要はないことや、自分を縛りつけていた価値観に対して疑問を持つことは間違っていないという意味のことを伝えたと思います。

最終的には息子が自分で道を切り開くことになっていくのですが、長くなるので次回に。

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